荏原製作所」に務めていた時代から父の酒癖の悪さには日々悩まされていました。会社からいつも酔っぱらって「知ってるか天下を.分るか世の中を!」などと大声でわめきながら帰って来、それからも隣家の悪口を寝るまで言い続け身の細る思いの毎日でした。これが、地方へ疎開してから数年後の貧乏生活の原因になるとは思いませんでした。